アヤメマトメ

私の情報を私のために整理整頓する場所です。

東海オンエアとファクトフルネス

 

おはようございます、黒川彩芽です。

 

いきなりですが、私は東海オンエアが大好きです。

8時を過ぎると毎日そわそわしながらYoutubeを開いてしまいます。

 

 

最近のステイホームはほぼ東海オンエアに捧げているといっても過言ではないでしょう。

 

さっきTikTokでりょうくんが針金ハンガーを知らない、という動画を見ました。

「りょうは針金のハンガーを知らないらしい」

www.youtube.com

 

 

元ネタを辿ると確かにりょうくん?は針金ハンガーを頭にはめると横を向いちゃうってのを知らなかったし、針金ハンガーは何かの付属品としてもらえるもので買うものではないと思っていたそうです。

 

そこから話は家庭事情に。回転ずしが一律100円だったか、そうじゃないか。

 

子どもを一皿500円する寿司があるような店には連れていかない、いや、家族だからこそそういうとこ行くでしょ?

 

でも彼らの実家にはエレベーターがあったり、大学入学時に100万円くれるおじいちゃんがいたり、、、

 

そしてそういえば岡崎城西高校って私立で、裕福な人多かったね!

って感じで終わります。

これを見たコメント欄に、

「金持ちの中で庶民争いをしている」

といった記述がありました。

 

確かにわたしも、みんないい家の出なんだなあとか思いました。

 

話は変わり、私はこの前ファクトフルネスという本を読みました。

www.amazon.co.jp

 

とても面白い本だったのでぜひ読んでみてください。世界を前向きにとらえることができるようになると思います。

 

この本の中で世界の約70億人は経済的観点から4つのレベルに分けられます。

 

さて私たちはどのレベルに属しているでしょうか?

 

みなさんの予想通り、私たちは最高水準をもつレベル4にいます。

ちなみにレベル4は8億、レベル3は20億、レベル2は37億、レベル1は8億人いるそうです。(2017年時点)

そしてレベル4といわれる基準は1日当たり32ドル以上、月々960ドル(10万2630円くらい)くらいかけて生きている人々全員です。

先進国、日本人の多くがこの段階にいる中で、その数は世界でたった8億人程度。

つまり私たちは世界的に見て上位層のお金持ちという事になります。

やったね!

じゃあ今まで、「うわ、自分今日も金持ちやわ~。贅沢しとるわ~」

とおもいながら生活している人が何人いるでしょうか?

私は両親や祖父母のおかげで自分が特別貧乏だとか、恵まれてないと思ったことはありません。家計のために就職してほしいと頼まれることもなく、高校、大学と進学させてもらいました。でもうちの家金持ちやな、と認識してはいません。

 

話を東海オンエアに戻します。

この動画の中で、りょうはとてもお金持ちの家柄で、常識が一般人とはずれていると指摘されます。しかしそのほかのメンバーも虫眼鏡からすれば私立に通っていた比較的裕福な家庭でした。さらに言えば虫眼鏡も私たちもレベル4に属する「裕福な」生活を送る人々なのです。

 

私はこの記事を通して、私たちは実はお金持ちで幸せなんだよね!やったー!!

と言いたいわけではありません。

世界にはもっと貧しい生活をしている人もいるんだから幸せをもっとかみしめるべきだ、と言いたいわけでもありません。

 

動画を見た時、そして私たちも生活している中で貧富の基準を自分の中に持っています。

私たちはその基準の中でしか判断できません。私立に行ってるからお金持ち、公立ってことは庶民寄り。

でもそれはあくまでレベル4の日本人の中での基準でしかありません。

 

レベル3にとっての貧乏人であるレベル2の人たちとの生活水準の差はどれほどあると思いますか?

実はその間には、歯磨きをする時、家族で一本の歯ブラシを使うか、一人一人が自分の歯ブラシを持っているか。移動手段が自転車かモーターバイクか。1日を200~800円で生きているか800~3200円で生きているか。その程度の違いしかないそうです。

 

これらを通して言いたいことは、

私たちは自分のポジションを正確に知らないし、想像で測ることはできない。だから自分以外の人々の生活を想像してきちんとした支援を行うことは難しいという事です。

 

最近では国民1人1人に10万円が支給されることが決定しました。しかし事業者はそれ以外にも様々に支援をうけ、対策を講じて生き残らなければなりません。

困窮する国民に対して国は正当な支援を行い、アフターコロナの世界がより良い状態で残れるよう対策を講じる必要があるでしょう。しかし国会中継では残念な映像が流れているのも現状です。

議員さんがもっと国民を、現状を見てくれないと!

 

そう思ってました。なんて想像力がないんだ、とも。

 

でももしかしたら、想像力では乗り越えられないほどの壁が、私たちと彼らの間にあるのかもしれません。

署名活動をするとか「声」をあげないと絶対にわからないのかもしれない。

仕方ないのかもしれない。

 

それはもしかしたら、私たちと他のレベルの人々との間にも起こっているのかも?

 

 

そんなことを思った一夜でした。みなさんの考え、良かったら教えてください。

 

それでは今日はこの辺で。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!黒川彩芽でした。